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あれは…昼を回っていただろうか?
私は会おうと切り出さないプーさんに苛立ちを覚えていた
つい、私が発した"帰ったら会って"に
プーさんはこう言ってきたよね
"そんな投げやりな態度じゃ会えないね"
私は、頭が混乱した
会えないって言葉の文字列がピンポン玉のようになって頭の中を端から端へぶつかるような感覚だった
"会いたい"
その強い思いと会えない意味不明さが私をただ包んだ
セサミのグラスに
水を持って、二階の自室に駆け上がった私は、ベッドの引き出しに隠してあった安定剤×5個
眠剤×2個を一気に飲んだ
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