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「先生~、はい、あたしが作ったの!貰って😃」
そう言ってお菓子を手渡した
「メイ…?
どうした?何か変
メイじゃない…」
「え?なんで②あはははは」
違和感を感じながら、そう口にしたのは私の英語を担当していた女先生だった
その頃 お菓子を配りおえ
私は事務室で事務の先生と戯れていた
きっとODに片方は気付いてただろう
「メイさん
メイさん
こっち向いて」
「なんよ~😃」
「こりゃあかん
早よ帰るぞ
送ってくから」
きっと私の目は、泳いでいたのだろう
あたしは、この担任に会うまで
薬を飲んでいることさえ忘れていた
逃げれない状態で逃げた
走った
引きずられた
仕方なく、手をひかれ下までおりてった
途中で一年の時の担任が通りがかって…
「せんせぇ 一緒におりてぇ…」
と思考がままならないなか発した
つないだ手は、大きく暖かかった
色んなことを思い出した
何で薬のんだとか、元担任のどうしようもないといったような表情(かお)をみて
尚 まだ私は、わからなかった
自分の状況や人が私をどれだけ大事にしてくれていたか
初めて担任のBEATってうるさくて小さい車にのった
ゆっくり家へ走ってく中で
何故ODし、自分が意識がはっきりしてないことに気がついた
そっか…会えんかったからか…
これで本当に会えなくなったね
会えた可能性だってあったのにね…
先生もプーさんもごめんね…
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