現実のような夢の世界へ

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「みのる君もきて?」 「うん。みのる君。じゃなくてみのるでいいよ。僕も、ボン、アルマって呼ぶから。」 「うん//」 ボンは照れてたのか黙って頷いただけだったが、アルマは笑うとえくぼが出来て可愛かった。 「私も……一緒にやっ……てもい…い?」 日本人みたいだったけど、セチアみたいに青い目の女の子だった。 「いいわよ。」 「よろしく。」 「名前は?なに人?」 女の子はありったけの力を振り絞って話しかけかけたに違いないのに、僕はアルマみたいに笑顔で返事もせず、ボンみたいに座れるスペースを作ることもせず最低の発言だった。
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