現実のような夢の世界へ

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街はクリスマスシーズン到来で華やかにデコレーションされている。僕はこれから塾だっていうのになんだか腹がたってくるほどだ。 僕の名前はみのる。小学校5年生だ。 サンタなんてお父さんがやってるのはとうに知っている。赤い服を着た小肥りのじーさんが1人でトナカイを引いて世界中の子どもたちが欲しがっているプレゼントを配ってるわけなんてないのだ。どうして欲しいものがわかるのか?それを買うお金はどっから出てくるのか?疑問はまだまだつきない。 こんな現実主義の僕に1通の手紙が届いた。
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