現実のような夢の世界へ

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「ちょっと!!飛ばされそう………」 「しっかり捕まってて。もう少しで安定するから。」 しばらくするとお姉さんが言った通り、スピードがゆっくりになり、僕は飛ばされる心配がなくなった。 「挨拶が遅れちゃったわね。みのる君。私はサンタクロース見習いのセチア。みのる君の担当よ。」 セチアはトナカイを撫でながら僕に挨拶をしてくれたが、僕は頭が混乱してそれどころじゃなかった。 「質問がいっぱいありそうな顔ね。答えられることなら全部教えてあげるわよ。」 「僕をどうするつもり?なんで名前を知ってんの?」 「みのる君にはサンタクロースのお手伝いをしてもらいたいの。名前は本部に登録してあるわ。」
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