★:幼なじみ

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学校までは徒歩。 この時間はいつも携帯を いじりながら登校するのが 俺の日課だった。 『えっと‥麻美は‥秋葉‥』 秋葉(あきば)のみよじは あ行だけにすぐ見つかった。 『‥電話かメール‥ どっちにしようかな‥ かなり久しぶりだからな‥』 麻美の家は近所だが高校からは 俺とは違い頭の良い 学校に通っていた。 それ以来たま~にの メールしかやり取りしていなく 気がつけば最後に麻美と 連絡を取り合ったのは もう1年以上前だった。 『連絡先‥変わってるよな‥ 1年以上だもんな‥よしっ❗』 思い切って麻美に 電話をかけることにした。 ピッ、ピッ、‥ 『電源が入っていないため‥』 解約されてはいないものの 電源が入っていなかった〓 『なんだよー💧久しぶりだから 気合い入れてかけたのにさぁ。』 『誰に気合いを入れたの?』 突然耳元で聞き覚えのある 女の声がした。
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