†自分

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傷だらけの体 腐敗した心 狂った頭 もう戻れない 外では愛想笑い 中では卑劣な言葉 間に挟まれてもがき苦しむ その度 自己嫌悪 また自分傷付ける いつから? 何がキッカケだった? 遠い記憶は どこかへ消えた 周りはもう過去の事 泣かないで過ぎたけれど 今さら涙は溢れだす 戻せる事なら戻したい 無理だって狂った頭でも 理解しちゃってる 傷を愛する事なんて 出来そうにないよ 一度傷付いたら 後はもうどうでも良い そんな風に考えられた方が 楽だね 夢や希望 中途半端に捨てられずに 心臓は動いてて 中途半端な感情に迷い 何も分からなくなる 夢なんて見たって 叶わないだけでしょ? 希望は僕の手の中には 無いんだよ そんなことわかってるよ 誰よりもね 自分自身で わかり過ぎてる それでも 愚かな自分を 見捨てる事も出来そうに なくて 臆病者な僕は 現在を震えた声で 叫びながら生きてる  
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