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「よっしゃ、できた!!」
マスターが満面の笑顔で画面を見ていた。
「渾身の出来!これはいい線いくぞ、ミク!」
嬉しそうなマスターの声で、私も幸せな気持ちになった。
「…うん、とりあえず俺は寝るよ。」
気づけば朝の5時。
空が白んできた。
パソコンの電源を落とすのも忘れて、マスターは深い眠りに就いた。
おやすみなさい、マスター。
あんまり無理しないでね?
私は届かない言葉をマスターに伝えた。
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