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彼女の名前は「五島さや」クラスで人気絶頂の人・
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成績優秀、スポーツ万能、いわゆるみんなのアイドル的存在だ
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そんな僕とは全くしゃべる機会がないような人がしゃべりかけてきた……・
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正直僕は戸惑ったが、いつもどおり「何、何かよう?」とさらっと受け流した
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すると彼女は
「いつも一人みたいだけど友達と接するの苦手?よかったら私が友達になってあげようか?」と言ってきた
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僕は(どうせ先生に何か言われたんだと思い)「別にいいよ、人と接するなんてめんどいし」
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と言い返した…………
「バカ言ってんじゃないわよ」
いきなり罵声とともにほっぺが痛くなるのを感じた
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いきなりのことで、分けが分からなかったが、彼女は
「そんなんだから友達が出来ないのよ、もうあんたなんか勝手にすればいいわ」と言い残して、その場を立ち去った………・
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彼女の目は少し赤くなっていた………
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そして僕はその場の空気に耐えきれず、教室を出た………………同時に僕の心の中に何かが生まれた気がした………………・
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これが僕とさやの最初の出会いだった…………
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