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僕はあれから、さると色々話した後家に帰った。・
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結局さるには、あのことを話せなかった………
「今までさるに迫られて話せなかったことはなかったのに」今回のことだけは、どうしても口に出せなかった…………
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「あの時に生まれた感じは何だったんだ?」
僕はそう思いつつテレビの電源をつけた………
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現在2:30、特におもしろいテレビもなく
ただニュースをみていた………正直ニュースで何を言っていたか覚えてない、あのことばかり考えていたからである………・
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気がつくとニュースは終わって再放送のドラマをしていた…………
外では真っ赤に燃えていた太陽が最後の光を灯していた………どうやら寝てしまったらしい
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ピンポーン、チャイムの音がした。誰かきたようだ、母が応対して色々しゃべっていたが、声が小さく聞こえなかった…………少しして僕を呼ぶ声が聞こえた。
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僕は目についたメヤニをとりながら下へ降りていった………途中の台所で、ホクホクに揚がっていたコロッケを一つ口にくわえ玄関に向かった
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向こうに夕日があり、よく見えなかったが……
そこに立っていたのは………………
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