ミスor運命

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後から聞いたけど先生は泣かないか心配だったらしい。 そんな風に見えてたのよ、うちって。   「俺も教えてやるから。」 この人もチューバなんです。 小さいのにね。 この言葉を信じてでっかい化け物に挑んださ。   先生と生徒と言うより人間と人間だった。 決して見下さず、偉ぶらずそんな人だった。   後輩もできた。 めちゃくちゃ真面目君。 委員長で成績優秀。 でも何か足りないんだよね。 自分が目標を立ててそこまでいったらよしみたいな。 あの子はもっと頑張れるよ。 そう思ってなぜかあの子には厳しく接した。   先輩は涙もろくて優しいまるで保育園のあの先生みたいな人だった。
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