2.Anniversary

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「あっ、一番星!」 「ほらっ、あっちにも星が出てるよ。」 「星ってこんなにたくさんあるんだね。」 ボクはこの星の数ほどいる人たちの中で、偶然あの日、キミに出会った。 そして…、ボクたち二人は恋に落ちた。 もしも誰かに、「愛」というものが苦しみだと教えられても、僕は迷わずにキミを選んだだろう。 そしてキミを愛し続けるだろう…。 この空の中にある数えきれない星たちは、ボクたちの知らないところで生まれ、そしてまた…、人知れず消えてゆくのだろう…。 ボクたちの愛も、この星たちのように儚く消えてしまうのだろうか…。    
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