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僕たちが一緒に住み始めて毎日一緒にいたあの頃、僕は君との愛を少し窮屈に思っていた。
本当は一緒にいたいのに、身体や心のどこか隅で感じていた。
そうしていつも震えていた…。
オトコなんて、情けないよね。
君を傷つけてばっかり…。
それに僕たちの恋が終わっても、僕は君の脱け殻に寄り添っていないと生きていけないんだ…。
いつまでも忘れられない………。
空の中に滲んでいく雪白の月を見ていると、強い北風が吹いてきた。
すると、ふと脳裏にあの日のことが蘇る。
僕らが別れる3日前から気持ちのすれ違いは生まれていた。
そして1日前。耐えきれなくなった傷口は一気に爆発した。
予想もしてなかった…。
こんな結末………。
でも、君といた日々は絶対に忘れやしない。
だって、まだ昨日のことのように思えるんだから…。
確かにこんなことを考えるなんて、誰かにとっては下らないことかもしれない。
でも、僕にとってはとても大切な二人の思い出なんだから…。
絶対にゆずることのできない脱け殻………。
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