2.Anniversary

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『キミヲアイシテル』 こんな単純な一言をありのまま飾らずにキミに言うことができるなら、どんなに楽になれるのだろうか。 もう二度とキミを絶対に泣かせはしない。 キミを離さない。 だから、 「そうだ。今日を記念日ししよう。」 「えっ? どうして?」 「イヤッ、特に理由はナイんだけど…、さぁ……。 別にいいじゃん! こういう日があっちゃダメなのか?」 「へんなの。ヘヘッ。」 何気ない今日という日を、記念日にしたんだ。
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