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目が見えれば
麗子との思い出の
この公園の風景が見えるのに
そんな当たり前の事さえ
出来なくなってしまった。
僕はそれから
一週間に一回は
この公園に来る様になった
もしかしたら麗子に
会えるかも…
そんな期待をしながら…。
でも、直接、麗子に
会いに行くつもりはない…
いや…勇気がなかった。
目の見えない僕の姿…
会わない方がいい
そう想いながら
本当は会いたくて仕方なかったんだ…。
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