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一時凌ぎの寂しさを埋めて貰ってもやはりMが帰った後はどこかで寂しさを紛らわせたくて私は今まで以上に仕事に専念し同僚や後輩や上司等と仕事の後飲み会に行ったりもし仕事に打ち込みました
竜也とは相変わらずでした
私の変貌に何かを察知したのかたまに店に様子を見に来たりしていましたが仕事モードにスイッチが切り替わった私は竜也をお客様の一人にしか見る事が出来ませんでした
竜也『あのさ…仕事終わったら話したいんだけど…』
私『申し訳ございません。只今仕事中ですのでまたいずれこちらからご連絡致します。それとも何かご遊戯されますか?』
といった感じでした。
勿論長い間その店だけにいると常連のお客様にそんな場面を見られいろいろ聞かれる事もありましたが『初めて来た方でいろいろ聞いてこられただけですよ』なんてごまかしてました
私が仕事を覚え一人でいろいろこなせるようになった時はもう私が入社した時のメンバーは残っておらず私はバイトにしていろいろ任せられるようになりました
そんな状況で何とか私と話したいと店に来る竜也の存在が疎ましくなりました
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