63人が本棚に入れています
本棚に追加
/32ページ
入ってきたのは、女の子みたいな可愛らしい男の子
「理事長、えっ~と…僕の同室者の子を向かえに来たのですが…」
「あぁ、君の同室者の子はこの子だよ」
「城島 光です。宜しくお願いします」
この子が光の同室者か…
うん、この子なら安心できる。
「僕は、白雪 桃(シラユキ モモ)宜しくね」
外見も可愛らしいし、名前も可愛らしい…
光と白雪くんは、直ぐに打ち解けたらしく仲良くしている
ってか…
俺の同室者は?
「遅れてすみませんー」
いきなりバーンと扉が開いたと思いきや
扉の方には、いかにも喧嘩上等!!って感じのヤンキーさんが立っていた
も……もしかして…
「この子が、君の同室者小林 龍騎(コバヤシ リュウキ)くんだよ」
うわぁ…
悪そうな奴が同室者かよ…
まぁ、一応挨拶くらいは…
『俺、城島 彰。宜しくな』
「…………………チッ」
挨拶したのに…
無視しやがって…オマケに…舌打ち!!?
な…なんだよこいつ
怒りが込み上げてきた俺に、佐紀さんがまぁまぁ…と言って落ち着かせる
俺…この学園で楽しく過ごせないかも…
最初のコメントを投稿しよう!