破壊への第一歩

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日曜日の朝…   俺は何時も通り、リビングで雑誌を読んでいた   「お兄ちゃん…」   『なんだ?』   「実は…明日から、全寮制の男子校に通ってもらう事になったから」   ハァァァァア!!!?   ちょっ…。ちょっと待て!   今何と…?   ゼンリョウセイ…?   ダンシコウ…?   俺は、思わず手に持っていた雑誌を落としてしまった。   『ちょっ、ちょっと待てよ!俺、そんな事聞いてねぇーぞ!?』   「だってお兄ちゃんには、内緒にしてたし…。お母さんとお父さんには了承貰ったよ」   そんな…可愛い笑顔で言うなよ…
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