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あの姿
太陽みたいだと思った。
《黒い太陽》
黒漆塗りの具足が太陽に反射してキラキラ光り、彼自体の黒い瞳もギラギラ輝いている。
黒い太陽…
まさにそんな感じ。
「うまいことを言う」
「本気なんだけどなぁ…」
そう言っても本人は笑うだけ。
相手にしてくれない。
「いつも人をバカにしているガキの言うことなんて誰が信じるかよ」
ま、わかるけどね。
でも態度でわかってよね。
「正木の爺様には難しかったですか?」
「けっ、言ってろ」
そう言い捨てて彼は行ってしまった。
いつになったら気づいてくれるんだろ、私のこの気持ちに。
「太陽か……悪くない」
END
書いちゃった!!
好きだよ丹波×靭負vv
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