巨星墜つ⁉

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信長「政宗~幸村~待たせたなぁ~!」 幸村「信長様!遅すぎ!」 夏侯惇「まったくだ!」 二人は、ブツブツ言いながら戦っていた。 嘉隆「良し。政宗と幸村が橋を渡り切ったら一斉砲撃だ!」 幸村「惇ちゃん!急がないと呉軍が追い付いちゃうよ!」 夏侯惇「いいんだよ。あの赤布を呉軍の全軍が通り抜けるまで時間を稼がないとな。」 幸村 「なるほどね。」 孔明「二人供無理はダメですよ!早くこちらへ来て下さい!」 幸村「大丈夫ですよ!」 夏侯惇「幸村の言う通りですよ。もうしばらく時間稼ぎします。」 信長「あの二人は何をしてるんだ?早く橋を渡らないと攻撃出来ないじゃないか!」 嘉隆「多分、呉全軍が予定の位置まで来てないからでしょう。」 信長「あの馬鹿共が!」 皆の心配を他所に夏侯惇と幸村は再び暴れ出した。 周瑜「えぇ~い!何をしてる!敵は少数ではないか。」 魯粛「それが、なかなかの手練れ共で手強いみたいです。」 周瑜「全軍で一気に橋を渡れ!」 周瑜のこの一言が運命になるとは周瑜は思ってもいなかった。 そして……… 兵「丞相!呉軍全軍が赤布付近まで来ました。」 孔明「幸村殿~!そろそろ入りますから、戻って下さぁ~い!」 幸村「だってさ。惇ちゃん戻るよ。」 夏侯惇「判った!」 二人は急いで橋を渡った。 孔明「良し!橋に火を着けて下さい!」 信長「一斉砲撃開始!」 ゴオォ~っと音を立て橋は炎に包まれ、ズガガ~ンと砲撃され、二段構えの炎の壁が呉軍の行く手を阻んだ。 周瑜「な、何じゃあの軍船は?」 魯粛「初めて見る船です。」 兵「総提督!は、橋が燃え落ち、回りは炎の壁が出来つつあります。 」 周瑜「し、しまった…深く入り過ぎてしまったか…」 魯粛「まさか、火攻めとは…」 呂蒙「とにかく、今は一旦退きましょ!」 周瑜「無理だ…回りは完全に火に囲まれた…それにあの正体が不明な物の餌食になっておるからな…」 徐盛「総提督!裏側なら少し抜けられる見たいですぞ。」 周瑜「孔明めぇ~!」 後ろの道も孔明の策であった…
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