1960人が本棚に入れています
本棚に追加
信長「政宗~幸村~待たせたなぁ~!」
幸村「信長様!遅すぎ!」
夏侯惇「まったくだ!」
二人は、ブツブツ言いながら戦っていた。
嘉隆「良し。政宗と幸村が橋を渡り切ったら一斉砲撃だ!」
幸村「惇ちゃん!急がないと呉軍が追い付いちゃうよ!」
夏侯惇「いいんだよ。あの赤布を呉軍の全軍が通り抜けるまで時間を稼がないとな。」
幸村 「なるほどね。」
孔明「二人供無理はダメですよ!早くこちらへ来て下さい!」
幸村「大丈夫ですよ!」
夏侯惇「幸村の言う通りですよ。もうしばらく時間稼ぎします。」
信長「あの二人は何をしてるんだ?早く橋を渡らないと攻撃出来ないじゃないか!」
嘉隆「多分、呉全軍が予定の位置まで来てないからでしょう。」
信長「あの馬鹿共が!」
皆の心配を他所に夏侯惇と幸村は再び暴れ出した。
周瑜「えぇ~い!何をしてる!敵は少数ではないか。」
魯粛「それが、なかなかの手練れ共で手強いみたいです。」
周瑜「全軍で一気に橋を渡れ!」
周瑜のこの一言が運命になるとは周瑜は思ってもいなかった。
そして………
兵「丞相!呉軍全軍が赤布付近まで来ました。」
孔明「幸村殿~!そろそろ入りますから、戻って下さぁ~い!」
幸村「だってさ。惇ちゃん戻るよ。」
夏侯惇「判った!」
二人は急いで橋を渡った。
孔明「良し!橋に火を着けて下さい!」
信長「一斉砲撃開始!」
ゴオォ~っと音を立て橋は炎に包まれ、ズガガ~ンと砲撃され、二段構えの炎の壁が呉軍の行く手を阻んだ。
周瑜「な、何じゃあの軍船は?」
魯粛「初めて見る船です。」
兵「総提督!は、橋が燃え落ち、回りは炎の壁が出来つつあります。 」
周瑜「し、しまった…深く入り過ぎてしまったか…」
魯粛「まさか、火攻めとは…」
呂蒙「とにかく、今は一旦退きましょ!」
周瑜「無理だ…回りは完全に火に囲まれた…それにあの正体が不明な物の餌食になっておるからな…」
徐盛「総提督!裏側なら少し抜けられる見たいですぞ。」
周瑜「孔明めぇ~!」
後ろの道も孔明の策であった…
最初のコメントを投稿しよう!