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周瑜の死で呉軍の兵達は哀しみに暮れながら荊州から退却した。
一方、魏の曹操は蜀本国を攻略しようとしたが、清正、張飛、趙雲、馬超、黄忠らの活躍で何とか蜀攻略をふせいだ。
司馬懿「本当に蜀は手強いな…」
光秀「何故、あそこまで用意周到なんだ…」
司馬懿「とにかく、今日は休みましょう…」
司馬懿は、自分の寝所に向かったのである。
影「司馬懿様。呉の周瑜が死去しました。」
司馬懿「なに?周瑜が死んだ?」
影「はい。間違いありません。」
司馬懿「判った。下がれ…」
影「はっ。」
司馬懿「そうか…周瑜がか…」
司馬懿もまた、孔明同様、周瑜の死を弔いながら深い眠りについた。
……司馬……司馬懿よ……
司馬懿「だ、誰だ?…」
???「お前は、これからある人物に会って貰う。」
司馬懿「ある人物?ある人物とは誰だ?それにお前は何者だ?」
???「私の事やその人物は、追々判る。」
司馬懿「はぁ~?意味判らんぞ?」
???「まぁ~会えば判る。ではな!」
司馬懿「あっ!待て!」
謎の人物は消え去って行った。
司馬懿「一体何だったんだ?…」
???「お客さん、お客さん起きて下さい。」
司馬懿「う、う~ん…」
仲居「ほれ!お客さん!朝の食事出来てるんだから早く起きてくださいな!お連れの方は飯食べてますよ。」
司馬懿はガバッと布団から飛び起きた。
司馬懿「お客?お連れの方?」
司馬懿は、不思議な世界にまだ気付いてはいなかった。
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