3人が本棚に入れています
本棚に追加
加・菜「「バカね………幽霊なんているわけないじゃない」」
夜「いる。だって俺が見た」
加「どうせ冗談でしょ?」
菜「扉だって押すのと引くのを間違えただけでしょ」
舞「違う。」
加「なにが?」
舞「私には未来が見えるどんな時でも、どんな場所でも!でも今は見えない。おかしい。こんなこと今までに一度もなかった!」
舞夜のあまりの形相に辺りは静かになる。
その空気を破ったのは、羽龍。
羽「ここから出よう。どちらにしろ、鍵がなくちゃ出られないんだ。鍵を探しに行こう。」
育「お兄ちゃん………私も行く。」
加・菜「ここから出る!」
ね「ねこも~」
舞「右に同じ」
朱「いく!」
麻「もちろん」
明「行く」
夜「舞夜を守る。」
決意を固めた、選ばれし10人は扉の奥の暗闇に消えていった………
最初のコメントを投稿しよう!