二章 血の臭い
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軍施設 014「教官。お呼びでしょうか…」 教官「お、来たか。実はだな。006の事は知っておるだろ?」 014「はい。」 教官「それでだ…奴が記憶を戻す前に消してこい。記憶が戻り余計な事をしでかされても困るからな。」 014「了解致しました。」 教官「奴はいま保護施設の厳重警戒観察室に監禁してある。手段は選ばん。」 014「わかりました。」 俺の知らない所で、何かが動きだしていた…
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