三章 自由そして…

2/14
前へ
/77ページ
次へ
軍備保護施設 014「軍の命令だ。厳重警戒観察室へ案内せよ。」 兵士「はっ!」 014「006の様子はどうだ?」 兵士「はい、食事もしっかりとっておりますし、睡眠も十分と思われ。」 014「そうか…さすがだなぁ、あんな場所で過ごせるとは…人並み外れた我らの訓練無しでは気違いになっているだろうに…」 兵士「ここでございます…」 014「ここか…」 『ガンガン』 014「006。聞こえているか?」 「…」 014「ふっ、こんな所に閉じ込められていたら人と話す気も失せてしまうわな。」 「…」 014「今からお前を自由にしてやろう。魂だけだがな…ふっふっふっ…」 「…」 014「おい、この扉を開けろ。」 兵士「はっ!」 『ガチャ』 扉は開かれた…
/77ページ

最初のコメントを投稿しよう!

150人が本棚に入れています
本棚に追加