三章 自由そして…

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ここまでくればもう安心だろ… たまたま見つけた一番モロイ壁… 前人もあれに気付いていたのかも知れないなぁ… しかしあまりにも逃げた事がすぐバレてしまう程の大穴を掘ってしまったからなぁ… 今にも追っ手が来てもおかしくないだろう… もっと遠くへもっと見つからない場所へ… どれ位走っただろうか、俺はなぜこれほどまでに体力が保つのだろうか、さすがに軍隊に居ればそうもなるのかもしれんが… ん? 森を抜けてしまった… 辺りはマバユイばかり太陽の光が突き刺さってくる。 それに遠くには街が見える。 救ってはもらえないかと必死に街へと走りだした。
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