一章 代理戦争

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再び謎の部屋より… そろそろ動けるか… 部屋とやらを探してみるか… その部屋を出ると30㍍程だろうか、木造の長い廊下が続いている。 歩く度『ミシッミシッ』と音が響く。 なかなか古い建物のようだ。 すれ違う人間に問い掛けてみる。 「すまないが、教官の部屋はどこかな?」 兵士「きさま、その口の聞き方はなんだ!身分を弁えているのか!馬鹿もん!」 「み、身分?そんなもんは知らんが、教官の部屋を教えてほしい。」 兵士「むっ!まぁ~いい。お前等は命がいつまであるかもわからんのだからなぁ。」 「…?」 兵士「突き当たりを右に2つ目右側の部屋だ。まぁ~精々しぼられてくるんだな。」 なんだ、後味の悪いやつだなぁ。 気に入らない。 あの兵士の言う通り、その部屋に辿り着いた。
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