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「山本くん、いつも断ってばっかりだね。たまには来なよ。」
「いや、そういうの苦手だから。」
やんわりお断りしてるにも関わらず、彼女は来るように促してくる。
「もぅ、そんなんじゃダメよ!いい?今日は来なきゃダメ!定時迎えにくるからね!」
そういうと彼女は足早に自分の席へと戻った。
無理やりだ、僕が断っているのに聞きやしない。
アリス、ごめんね。
今日は帰りが遅くなってしまうよ。
寂しいだろうけど一人でお留守番よろしくね。
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