プロローグ

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      『紫織はお姉ちゃんだから』     『紫織ちゃんは手がかからなくていいわねえ』     『なんでも出来るお子さんがいてうらやましいわ』         うるさい、うるさい あんたらに あたしの何がわかるの       心にもないことを言ってるんだって、あたしは知ってる       あたしが唯一 信じられるのは、    
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