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フッと息をつくミッドナイトローズ
「ふぅ……私がここでやられるなんてね………このままじゃあ十三鬼将の名が廃る。もう一度前に出る……」
一方冷や汗だらだらの小早川
「これで終わってくれるか?いや、ないな……あれを付かれない訳がない……」
ドリフトのまま、屋根が無い所へ突っ込む
臨機応変にハンドル、アクセルを捌き、何事もなかったかのようにクリア…!
「ホント、ドリフトが上手いわね。コーナーじゃ勝ち目無し?」
ウェットとドライの境目は恐ろしい
吹き込んでトンネルも濡れてるかもしれないし
逆にトンネルからの風で少し出てから濡れてるかもしれない
しかし小早川のそれに対する能力にミッドナイトローズは驚いていた
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