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「今、攻めこまれたら勝ち目はないな………
でも、明日かな……!
多分、芝公園は潰されてしまうだれう
最後に首都高のマジシャンとは仲直りしておきたい」
かつて
The road of justiceリーダー・ヒアリングマスターと
同チームNo.2首都高のマジシャンは最高のコンビと言われていた
ヒアリングマスターは突如首都高制覇に乗り出した
しかし反対する者もいて
No.2首都高のマジシャンもその1人だった
以来2人によって高められていた士気も衰え、The road of justiceは中堅止まりとなってしまった
翌日 芝公園
昨日より雨足は増していた
そろそろ梅雨も近づいてきた
というところだろうか
「よお、久しぶり。お前から連絡するなんて珍しいじゃないか。言っとくが、俺はお前の考えに賛成するつもりはないからな」
レガシィB4に乗ったこの男が首都高のマジシャンである
「そう身構えるな………!
今日か、明日。恐らくRolling Guyが来て芝公園は潰される!」
ヒアリングマスターは小早川の実力を知っている
リーダー格すらも揃えたRolling Guyに勝ち目はないと悟ったようだった
「何言ってるんだよ!?
リーダーが悲観的な事をむやみに口にするもんじゃない!
しかも相手は旧車軍団、しかも巧いのは1号だけだ」
霞ヶ関戦では首都高のマジシャンはいたが、彼はRolling Guyがパワーアップしたことを知らない
「お前、俺を避けてチームバトル以外来てないから知らないだろうが最早ここらだと手に負えるのはUNLIMITEDだけだ」
「なんだと……………っ!」
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