2度目の邂逅

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「C1と新環状はいま 俺等The road of justiceと Rolling Guy そしてUNLIMITED UNLIMITEDはAnother starを吸収しインプレッサ+湾岸仕様車の編成 Rolling Guyは各リーダー+ミッドナイトローズ、なによりリーダーはそれこそUNLIMITEDの連中じゃないと追い付けやしないさ 280馬力かそこらのターボ86で、どうそこまで規模を広げたかは解らないがな 比べて俺等はどうだ? 団結あれどもみんなファインチューンのSHINSENGUMIと元々のThe road of justiceメンバー これで勝て……」 「黙れ!」 言葉を遮るように首都高のマジシャンは叫んだ 「そんなんで首都高制覇とか言ってるのかよ いつからそんな弱気になった? 今日、死ぬ気で防衛するだけ 違うか?」 ヒアリングマスターはふっと息をつき、首都高のマジシャンから目を反らした 「そうだな。俺らしくなかったな 今日、やってくれるか?」 「はぁ? 当然だ!」 ヒアリングマスターはPAに一際違う『音』を聞き取った 「聞こえてきた 3ローターREが1台、同じく2ローターが1台、V型6気筒が2台、水平対向4気筒1台 他……4A-Gが多数 来た、Rolling Guyだ!」
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