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「あいつが使うのは『音』
多分それだ、が……
俺は頭が悪いからな、単純に次に……
思い出せ!あいつがヒアリングマスターと呼ばれる訳を!
そいつの右腕、いや、相棒として!」
ホイールベースの短いレガシィはクイックに曲がる
対し、ミッドナイトローズは相変わらずストップ&ゴーに近い、女だてらに豪快な走りでプレッシャーをかける!
「音……録音してみるか………」
ストレートでサッとケータイを取りだし録音しはじめる
「なんか………違うなぁ………
考えなしに前出たからプレッシャーのかけようもないし………
ストレスでも溜めさせるか……」
フラフラと蛇行しはじめる
「………不憫な……」
隙間を差そうとするも重量級のGTOのフットワークでは並べない
「いいのか………これ………」
「抜けるところで……さっさと終わらせよう………
やっぱりレベルはこんなものね………」
ストレスは少し溜まったが、呆れの方が強かった
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