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Eighty Six
定位置、つまり奥の高性能機材群の部屋に神林がいた
「こんばんは」
「おう、小早川か
いい所に来たな
エアロ届いたぞ」
「やっと来たか!
ミラーも直せる!」
と、ガッツポーズをとる
「ここのスタッフでエアロ取り付けとくから楽しみに外に居な
それとも手伝うか?」
手伝おうと思ったが、ここに来た目的を思い出す
なにより、いくら車に詳しくとも、300km/hオーバーに耐えきるエアロの取り付けはその道の人間に任せた方が良いと思った
「あ、手伝いたいんですけど、ちょっとこのショップの他の所に用があって………」
「あぁ、いいんだ、いいんだ
おーし、お前等!やるぞ!」
すると、至る所からぞろぞろ人が出てくる
全員スタッフだ
「(じゃあ聞き込みするかな
求人誌見たって仕方ない、同じ人種に聞くのが1番だ)」
相変わらず頭は回るようだ
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