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180は来た道を引き返す
「このままコンビニ店員か………腐った板金屋で働くか………
どうしような?」
「あの86専のショップは?」
「いいなとは思うけど客だよ俺は、いきなり働かせろと言っても無理だろ?」
「それもそうね…………
とりあえず戻る?」
「仕方ないだろ
戻るしか………」
小早川は大きく欠伸をする
色々疲れたようだ
「あ!ちょっと待って!」
美香がいきなり慌て出す
「どうした」
「私の店に寄っていい?」
「構わないが………」
理由は追求しなかった
数十分後
「(雰囲気変わってねぇか?
だ……だって……
にぎやかなんだけど)」
以前の倉庫みたいな店ではあったが人と車が沢山いた
「繁盛してんな………」
「すごいでしょ?
働く気になった?」
「正直そうしたくなりそう」
「そうしなさい、そうしなさい
ちょっと行ってくるね」
小早川は1人取り残された
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