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「(大井JCTの合流への、右コーナー
間違いなく首都高イチキツい
八重洲もいい勝負か…)」
右直角コーナーを抜けC1への道を行く
「………あの黒いS15…………
まさか…………!
『死神ドライバー』!?」
「死神ドライバー?」
「昔、霞ヶ関トンネルで深夜現れる黒いS15がいるって噂があったの知らないか?」
「確かに……!ありましたね
見たことはありませんが」
何かを思いついたように神林は小早川に笑みを向けた
「限界でのポテンシャルを試してみよう
パッキンパッキンでも86とお前ならできる、行け!」
小早川は臆する表情1つ見せなかった
「了解、S15だろうが恐ろしかないっ!」
「相手は新十三鬼将だ、油断するなよ」
クルージングに入っていた86をシフトダウン!
黒いS15にパッシングする
「最近よく聞く86か…………
聞いていたのと外観が若干違うな………
まぁいい、見せてもらうとしよう」
S15はゆらりと不気味に揺れ、加速を開始
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