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「(車が纏う雰囲気が他の走り屋とは違う………
なんだこの、寒気は…………)」
スピリットクラッシャーのようにダーティーな雰囲気とはまた違った
2台はすぐにC1に到達
先行する死神ドライバーがC1外回りへ
「何の因縁か知らんが、また懐かしい場所に来た……………
86は…………確と来ている。噂は真だったか
仕掛ける気配は……ないな」
C1に入った瞬間、死神ドライバーはドリフトを開始!
「なんだ、あれ
俺もこの目で初めて見たが………
ブレーキ、効いてるのか?」
「と、言いますと?」
「あのブレーキ減速の為にあるんじゃない、ただ荷重移動さえ出来ればって言うようなヤツだ」
「でも、それだと……」
「見ろ、フラフラと抜けていく………
なんだ?速い……!」
小早川も負けじとゼロカウンタードリフトで追従する
「(突っ込みのスピードが狂気じみている…!
普通オーバースピードで突っ込んで行った場合、コーナーで無理がかかって失速する……
だけど結果突っ込みが速すぎてプラマイ0どころか、普通より早くコーナーをクリアしている……!
ついて行けるか!?)」
2台は全く違うアプローチで攻めるものの、差は均衡していた
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