225人が本棚に入れています
本棚に追加
「おい、なんだあの86
あんな重装備しやがってからに
音が4A-Gじゃねぇっての」
セナ足ギンジは嘯いた
「あれがC1最大のチームたる要因っぽいな
お前も86だからといって嘗めてかかることのないようにね」
「フン、胡散臭い噂は俺等が終わらしてやるとしよう」
赤いGC8を86の右に並べた
「(超ガチガチの外装系だな
ここらでもおめおめ見れねぇぞこんな武装した86
ロールバーってことはパワーもそれなりに出てるんだろーな)」
5カウントの後スタートを切る
小早川は必死でギアを繋ぐものの、少しずつインプレッサが前に出ていく
そしてレインボーブリッジへの新環状随一の長く緩やかな右コーナーへと滑り込む
「完全に主導権は持ってかれたな…………!
だけど、レインボーブリッジさえ渡りきればこっちのもんだ!」
コーナーも出口にさしかかり、レインボーブリッジへ10m程の車間で突入する
最初のコメントを投稿しよう!