Rorring Guy vs UNLIMITED vs D3

38/64
前へ
/244ページ
次へ
レインボーブリッジ東端に到達 「(流石に300km/hとは行かないか…………… テスト終了、帰投しよう)」 新環状を一回りし、ショップへ 「で、どうだった?」 「レインボーブリッジで数秒 200km/h後半は余裕でしたが300km/hは無理でした」 「………………そうか、圧送にかけよう ところで………………」 「なんですか?」 「UNLIMITED戦の主戦場は湾岸だ 東行きでも西行きでも加速力がモノを言う リーダーのキリングマシーンに至っては、駄馬Z32の空力性能を味方に付け、全てをカバーする程の走りだ」 「キリングマシーンまでNOSは封印と?」 「…………………… いや、キリングマシーンも封印しよう」 小早川には理解できなかった それを感じとり神林は続ける 「俺の考えが正しいならば、お前はキリングマシーンを倒した後に何連戦か強いられるだろう NOSはそこで使え、キリングマシーンにNOS封印で勝てなければそいつらのテールすら拝めん」 「はぁ…………… どうして分かるんですか?」 小早川はあまりに的確すぎる予想に怪訝そうだ 「…………………… ここをお前が押さえたならばめでたくC1並びに新環状最速となるわけだ 決戦で弱った王者を倒せば名声も上がるってもんだ」 「そうなんですかね」 小早川は納得せざる得ないような雰囲気に飲まれ、とりあえず了承したのであった
/244ページ

最初のコメントを投稿しよう!

225人が本棚に入れています
本棚に追加