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レインボーブリッジ東端に到達
「(流石に300km/hとは行かないか……………
テスト終了、帰投しよう)」
新環状を一回りし、ショップへ
「で、どうだった?」
「レインボーブリッジで数秒
200km/h後半は余裕でしたが300km/hは無理でした」
「………………そうか、圧送にかけよう
ところで………………」
「なんですか?」
「UNLIMITED戦の主戦場は湾岸だ
東行きでも西行きでも加速力がモノを言う
リーダーのキリングマシーンに至っては、駄馬Z32の空力性能を味方に付け、全てをカバーする程の走りだ」
「キリングマシーンまでNOSは封印と?」
「……………………
いや、キリングマシーンも封印しよう」
小早川には理解できなかった
それを感じとり神林は続ける
「俺の考えが正しいならば、お前はキリングマシーンを倒した後に何連戦か強いられるだろう
NOSはそこで使え、キリングマシーンにNOS封印で勝てなければそいつらのテールすら拝めん」
「はぁ……………
どうして分かるんですか?」
小早川はあまりに的確すぎる予想に怪訝そうだ
「……………………
ここをお前が押さえたならばめでたくC1並びに新環状最速となるわけだ
決戦で弱った王者を倒せば名声も上がるってもんだ」
「そうなんですかね」
小早川は納得せざる得ないような雰囲気に飲まれ、とりあえず了承したのであった
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