Rorring Guy vs UNLIMITED vs D3

61/64
前へ
/244ページ
次へ
「付き合いきれん……ビショップ、行くぞ!」 「了解、終わらせよう」 短いストレートを300km/hを目指さんとばかりに加速する 「強引に来るぞ!」 「わかっている!しかし……!」 両脇から並びかけられるZ そのままコーナーへ突っ込む3台 「(ついていくのに精一杯だってのに救援なんかできない……! 情けない……!)」 インにザ・ビショップ、アウトにザ・ナイト インのザ・ビショップが2台を出し抜く Zよりアウトの筈のザ・ナイトは背筋が凍るようなコーナリングスピードでZと並走する 「(また入れ替わるつもりか……? ん……?もしや……) そうか!わかったぞ!」 小早川の眼が光る 「単独で走らせたら奴らにとっては黒が最高速仕様で白が加速仕様だ! スピードがある程度乗ったところで入れ替わることで最高速仕様が加速仕様を引っ張りコーナー出口では逆にして引っ張ることで補う!」 Zがザ・ビショップに抜かれ、ザ・ナイトと加速競争しつつも応答する北方 「じゃあ灰は?」 「灰はスリップストリームを崩されないようにする役だと思う そのためのモビリティーだろう 正直霞ヶ関じゃなきゃ抜けなかった 今もベッタリ後ろにいるぜ?」 「俺はどう動けばいい!?」 「ザ・ナイトを抜くんだ! そうすれば崩れる!」 「無理だ!小早川が強調して言った通り奴らにとっての最高速仕様も俺らにとってはカリカリの加速仕様と変わらん!」 「OK、今から言う通りに動いて欲しい!」
/244ページ

最初のコメントを投稿しよう!

225人が本棚に入れています
本棚に追加