Rorring Guy vs UNLIMITED vs D3

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「トンネル入り口すぐのブラインドコーナーでブレーキフェイントをかける! その隙に必ず抜いてくれ、あんたならギリギリのブレーキタイミングとレコードライン、全てを把握してるだろ?」 「言ってくれる………… ブレーキフェイントとパッシングの成功が前提とは…… それほどの相手ということは分かってる、やってやるしかない!」 「よし、次の右の前だ、行くぞ!」 「了解!」 霞ヶ関トンネルを抜け暫しの中高速エリア そこからのブレーキフェイント 初見であれば、ほぼ全てのドライバーが引っかかる絶好のコンディションだがD3相手に果たしてどうだろうか…… ブレーキにかけた左足に緊張が走る 直後、明らかに違うタイミングで86のブレーキランプが点灯 「(来た……!どうだ、かかってくれるか!?)」 ほぼ同時にスープラのブレーキランプも点灯 「かかった! 待ってろ小早川、今行くぞ!」 スープラのブーストが立ち上がる前に抜き去るべく、北方は鬼のようなプッシュをかける 右コーナーが迫りブーストが立ち上がり切れず、かつZをブロックするためルークはスープラをインにつける しかし、ここを逃しては2人にチャンスはない 「(なーにがレコードラインは分かってるだろ?だよ、あの野郎とんでもないくわせもんだ……わかってやってんのミエミエなんだよ……!)」 気合い一発並びかけた
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