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首都高は直るまで2号に任せることにした
幸い首都高に大きな動きは無くRolling Guyが壊滅の危機に晒されることはなかった
そんなある日、小早川の携帯が鳴った
「もしもし…あ、そうですか。8時にショップに行きます」
ショップ
「首都高仕様の86なんで馬力出す方針だよな、思い切って他のエンジン載せる?」
「軽い方がいい、馬力は出したいですけど」
「そういえば小早川さん宛に手紙が…差出人不明………ローリングマスターと書いてあるな」
「!、まさか。分かりました、預かっておきます(兄貴…何の用だ?)」
恐る恐る開封した
全略
ここに行ってみるといい
近藤モータース(有)
「全略ってダメじゃん………。そういうとこ抜けてんだよな
っつーかどこだよ……近藤モータースって
ん?」
手紙のすき間から落ちる紙切れに気付いた
「小早川、これ地図……じゃないか?」
よく見ると地図だが、店員が地図だと疑ったのも無理はない
「レシートの裏かよ……兄貴、どうしたんだ?」
「この近くじゃないか、いいパーツがあるといいな」
「ちなみになにを買ったんだ………………?」
なぜかカイワレ大根を大量に買っていた
「(育てんのかな?)」
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