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1ヶ月後
小早川に1本の電話が入る
「近………藤?」
ピッ
「もしもし」
「ああ小早川の兄ちゃんか?とりあえず86出来たんだが人間に扱えるか分からないぞ?ははっ」
冗談めかしてはいたが冗談に聞こえなかった
「ありがとうございます。モンスター大歓迎ですよ」
「良いってことよ。俺も、そのクルマを仕上げた皆も夢が見たくなったんだ。じゃ、早くいっといで」
ピッ
1ヶ月離ればなれだった愛車をとりに小早川は駆け足で自宅を出た
「(一月待ったんだ。そりゃあすごくなってるだろうな!)」
しかし決意もあった
━━━━━━あの日銀座で犯したミス。決して忘れない、全ては兄貴に決着を着けるために
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