225人が本棚に入れています
本棚に追加
/244ページ
相手側の人間のサインでスタートを切る
「イン側は俺だ
いくらトラクションのかかる4WDでもまがりなりにもこっちは400馬力、鼻っ柱をねじ込んでやれば作戦通りにいけるはず!」
スタートはやっぱりインプレッサだったが400馬力にチューンされ名うての名チューナーに固められた足回りの86も遅れをとってはいなく、ホイルスピンを抑えインプレッサを上回るスピードで第一コーナーへ
「予想外だな、ここまでやってくれるとは…86じゃないだろ、それ…」
間もなく第一コーナーをクリアする
86が1m程先行し、第二コーナーへ振り返しながら突入する
「ここまで作戦通り…!
少しタチが悪いがこのまま立ち上がって右に寄せる、インプレッサはラインの制約によってスピードを落とさなければならない…
チャンスがあるならそこだ」
問題は…
どのくらい寄せるかと
掛かってくれるかだ
最初のコメントを投稿しよう!