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「(右側の車は左側のトラックを抜こうとして右側車線に移動した…
となると最終コーナー出口で右側の車が追い抜かし俺の車が入る隙間が生まれるはずだ
そこで86と差を付けてフィニッシュだ！)」
２台の一般車が見えた瞬間1号もヒアリングマスターの有利さを判断する
だが…まだ希望はある
早めに抜いてくれ、そうすれば被せて立ち上がり勝負、パワーならこのボルトオンターボの86が負けるはずがない！
２台はコーナー手前ギリギリでブレーキング
依然並んだままアルテッツァは右側の車の後ろにつき、すり抜ける体勢を整え、86はアウトで大きくドリフトを開始！
「そのスピードじゃトラックに突っ込んでしまう
気でも狂ったか」
「行ける！俺と86なら………！
このままいけば抜けれる！だってこの先には…
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