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都内某所eighty six
「(いつも思うけど、安直な名前だな……)」
「そろそろ来るかと思ってたぜ……………
どうだ、調子は?」
「白いカリスマにやられましたね…」
小早川は敗北を喫した事を誤魔化すかのように頭を掻いたが、神林は白いカリスマという単語に表情が変わる
「どうかしました?」
「新・十三鬼将か………」
「新……?十三鬼将では無くて?
十三鬼将なら昔から首都高の走る伝説として有名…………というか知らない走り屋はモグリです……………
全員倒される度にメンバーが変わるとか変わらないとか……………」
「その通りだ……
数年前、首都高に迅帝という走り屋が一夜にして頂点に君臨した……………」
「ジンテイ?」
「いやなに、昔話さ」
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