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翌朝
小早川が先に目を覚ます
起きてガサガサやっていたので島崎も続いて起きる
「おはようございます」
島崎はふぁ~っと欠伸をする
「おはよう、今何時だ?………5時か…もう出るのか?」
「仕事ありますしね。東京に戻ります」
二人は布団を上げ、一階に降りた
「ヤバい!春川置いてったんだった!」
小早川はそう言うと86へ駆け寄った
「(本当にフルバケで寝てるよ…)
おい!帰るぞ、起きろ!」
昨日の夜と違い一瞬でシャッキリ起きる
「まだ5時じゃん!伊香保で饅頭、せめて高崎なんだからダルマ弁当を…」
「仕事しなきゃいけないんだ。まぁ、置いて帰っても構わないけど?」
「それだけは勘弁して!電車賃ないし!」
「じゃあ、支度してくれ、関越飛ばして2時間で帰る」
美香はバッグをゴソゴソし始めた
「エアロは東京に送っておく。じゃ、エアロ届くまで負けんなよ!」
「もちろんですよ!頑張って下さい」
小早川はそう言いながら86にセルをかけた
「早く乗れ、行くぞ」
「はいはい。じゃあね英吉!」
86はR.S.Sを出て東京へ向かった
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