プロローグ

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   聖夜が近付いています。  私は今、不思議な気分です。  緊張しているようで、怖がっているようで、楽しみで仕方がないような気もします。  私と、彼女の運命の星が変わるかもしれない日。  私は、受け入れることしかできません。  だけど。 「サンタさんからの、贈り物よ」  彼女はそう言って笑いました。  だから。  私もお願いをしてみようと思うのです。  
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