序章~赤子の幽霊~

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「どこか寄るとこあるかい?送るからよ。」 龍はなるべくバックミラーを見ないように話しかけた。 「ん、ん~別にいいや。家に行って。」 広美はいつもは真夜中まで友達と遊んでいるのだが、 「どうかしたか?今日は遊びに行かないのか。」 バックミラーを覗くとさらに広美の服装がはだけていたので、前を向いているしかなかった。 「い、いや、別に。なんでもないよ。」
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