序章~赤子の幽霊~

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広美「学校にはバレなかったけど、本人はかなり傷ついて・・・男の人が怖くなって彼氏とも別れちゃって今は家にいる。」 広美は泣きながら少し震えているようだ。 龍「・・・赤ん坊はおろしたのか?」 広美「うん、一週間前に。でも・・・」 龍「でも?」 広美「友達はまだお腹に赤ちゃんがいるって言ってるのよ。泣き声も聞こえるって。」 龍「ふむ。なるほどね。」 龍は一人でなにか頷いていた。
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