「…ありえない」

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「…透くん、シンのお友達も連れてきてくれたの?」 あたしの存在に気がついたおばさんが、あたしのことに触れる。 シンのお母さん、 あたしわ友達ぢゃなくて 昨日付き合ったばかりの シンの、彼女です。 「…うん。おばさん、とりあえずシンに逢ってもいいかな?」 「そうよね、ごめんなさいね…どうぞ、あがってちょうだい」 おばさんが家の中へとあたしと透を導いてくれる。透が先に家の中にあがる。あたしもブーツを脱いで、用意されてたスリッパに履き替える。 「おじゃまします」 「…おじゃまします」 「どうぞ」 あたしと透わおばさんの後をついて行く。
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