348人が本棚に入れています
本棚に追加
「…透くん、シンのお友達も連れてきてくれたの?」
あたしの存在に気がついたおばさんが、あたしのことに触れる。
シンのお母さん、
あたしわ友達ぢゃなくて
昨日付き合ったばかりの
シンの、彼女です。
「…うん。おばさん、とりあえずシンに逢ってもいいかな?」
「そうよね、ごめんなさいね…どうぞ、あがってちょうだい」
おばさんが家の中へとあたしと透を導いてくれる。透が先に家の中にあがる。あたしもブーツを脱いで、用意されてたスリッパに履き替える。
「おじゃまします」
「…おじゃまします」
「どうぞ」
あたしと透わおばさんの後をついて行く。
最初のコメントを投稿しよう!